

過去と現在2 - Cambodia vol.3 -
プノンペンまでは、バスで約5時間の移動。道路は「とりあえず」程度で舗装されてはいるものの、やはりデコボコで、一定のリズムでガタガタと揺れていた。景色には、山のような高さのあるものが見当たらず、車窓の一面は見渡す限りの平面で埋め尽くされた。そのほとんどは田んぼのようで、一体誰...


過去と現在1 - Cambodia vol.2 -
カンボジアでの日常、町の空気、食事。そのどれもが今までの国とは異なっていた。とりわけ、食事については、特に苦労しそうな印象を受けた。隣国のタイ料理は、スパイシーで香辛料がキツイけれど、その分、それぞれの味がはっきりとしていて、食べていて口の中で様々な発見があり、食事の度に楽...


アンコールワットとモノの価値 - Cambodia vol.1 -
バンコクでデモを見た僕は、もうここで見るべきものは、すべて見てしまった感があった。あるいは、無理矢理にでもそう思わなければ、ずっとここにいてしまいそうな気がして、そう思うように気持ちを操作したのかもしれない。そして、色々と考えた末に、次は、カンボジアに行くことにした。多くの...